子宮頸がん検査の結果 ~ClassⅢa、ASC-US、HSILとは?

皆様子宮頸がん健診はうけられているでしょうか?子宮頸がん健診を受けると、約1~2週間後に検査結果を教えてくれます。お医者様とお話できる時間は短いので、少しでも知識があるほうが、ご自身の状態を判断できると思います。ですので今回は子宮頸がん検診の結果の読み方についてまとめていきたいと思います。

子宮頸がん検査の結果 ~Class分類とベセスダ・システム分類をまとめました!~

これまで子宮頸がん検査の結果は、「クラス(Class)」という分類方法で表されていました。その後2008年より「ベセスダ・システム」という分類方法が導入されました。新しい分類方法により、異常の程度をより正確に伝えられるようになったといわれています。癌の進行具合を表記するステージ(Stage)分類とは異なりますので、お気を付けください。

扁平上皮細胞 NILM ClassⅠ 陰性 異常なし:1年後の定期検診をお勧めします。
ClassⅡ
ASC-US ClassⅡ 意義不明な異型扁平上皮細胞 ハイリスクHPV検査をお勧めします。
ClassⅢa HPV陽性の方は、コルポスコピーをお勧めします。
ASC-H ClassⅢa HSILを除外できない コルポスコピー・生検をお勧めします。                                               お医者様の指示に従い専門医療機関を受診してください。
ClassⅢb 異型扁平上皮
LSIL ClassⅢa 軽度扁平上皮細胞
HSIL ClassⅢa 高度扁平上皮細胞
ClassⅢb
ClassⅣ
SCC ClassⅤ 扁平上皮がん 婦人科医師のコメントに従い医療機関を受診してください。
腺細胞 AGC ClassⅢ 腺異形または腺痛疑い コルポスコピー・生検をお勧めします。                                              お医者様の指示に従い専門医療機関を受診してください。
AIS ClassⅣ 上皮内腺痛
adenocarcinoma ClassⅤ 腺痛

「要精密検査 ~ClassⅢa、ASC-US、HSIL~」の方へ

検査後、要精密検査と出るとびっくりして不安になってしまいますよね。自覚症状がないから、検査が痛そうだから、なんとなく恐いからなど、さまざまな理由で再検査を受ける機会をのがしてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも恐れずに、この機会にご自身のおからだと向き合っていただけたらと思います。

いかがでしたでしょうか?がんにならないカラダ作りとしては、「おまたカイロ」で子宮頸がんを克服した方の体験談ものせています。気になる方はみてみてくださいね!

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