【女性アスリートも悩いんでる】冷え性の原因について

多くの女性が持つお悩みの中でもよく聞かれるのが、冷え性。冷え性だと感じる女性は約7割にも及ぶといわれており、一刻も早く改善したいと思っている方が多いのではないでしょうか?そこで今回は、その冷え性の原因について説明します。

なぜ冷え性は女性に多いのか

一般的に冷え性は女性に多いといわれています。その理由は、「筋肉量」にあります。冷え性は体内で熱が作れない場合に発症しますが、カラダの部位ごとに基礎代謝を分けると、筋肉が約38%と大部分を占めます。そのため、筋肉量が少ないと、体内で作り出せる熱量が少なくなり、冷え性へとつながります。このことから、冷え性は男性に比べて筋肉量が少ない女性に発症しやすいといわれています。

また、最近では、筋肉量を減らしてしまうような無理なダイエットを行う女性も多く、このことが冷え性の原因となっています。無理なダイエットで筋肉量が減り基礎代謝が下がるだけでなく、冷え性にもつながってしましまいます。

カラダの調子を整えるために、バランスの良い食事を心がけることが冷え性改善のポイントとなります。

乱れた食生活が冷え性の原因に

冷え性は、体内で作られた熱が全身に行きわたらない場合にも発症しやすいです。体内の熱が滞ってしまう主な原因としては「乱れた食生活」にあります。食べ過ぎると、消化のために血液が胃腸に集中してしまいます。そうすると、筋肉や他の器官への血液供給が減ってしまい、結果的に生産された熱をうまく全身に運べなくなってしまいます。

また、食べ過ぎで胃腸に負担がかかる状態が続くと、胃腸の機能が衰え、冷え性の悪化につながります。

甘いものや脂っこいものはついつい食べ過ぎてしまいますが、胃腸を休ませてあげることを意識した食事を心がけましょう。

水分不足が冷え性の原因に

「水を飲むとからだがむくんだり、冷えてしまいそう」と考え、水分補給を控える女性が少なくないですが、実は逆です。

「水」は体内の温度をあげてくれる大事な働きをするため、こまめな水分補給が欠かせません。体温より温度の低い水を飲むことで、カラダが冷えないようにと自然と体内で熱生産を増やそうとします。この働きが体を温めるのです。

しかし、水の飲みすぎには要注意です。全く運動もせずに発汗がない状態で水を補給すると、体内で余分な水分がたまってしまい、逆効果。

適度な量の水分は、「体重×1㎏当たりの必要水分量(成人50ml)」で算出ができます。また、食事からとれる水分量は約1.5リットルです。食事からとれる水分量も考慮し、1日に補給すべき水分量を把握しておきましょう。

 

いかがでしたか?今回は、多くの女性がもつ「冷え性」の原因について紹介しました。飲み会で食べたり飲みすぎて胃腸に負担がかかっていたり、無理なダイエットで筋肉量を減らしてしまっていたり、水分補給をこまめにしなかったりと、冷え性は日ごろの生活習慣が原因で発症することが多いです。

このような乱れた生活習慣を少しでも見直すことで冷え性を改善することができます。

皆さんもまずは、自身の生活習慣を見直し、冷え性の原因を探ってみてください。

 

 

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