生理周期は60日あいたら要注意!!

皆さんの生理周期はどうでしょうか?

なかには「生理が毎月来ないと心配です・・・」という人もいます。でも、一時的に乱れても、60日以内に生理が来て、その後は元に戻れば大きく心配しないほうがいいでしょう。「どうしても心配・・・」という人は、婦人科では、排卵誘発剤で生理を起こすか、低用量ピルでホルモンバランスを保つ治療をすることが多いです。

また、すぐに妊娠を望んでいる人は、排卵回数が少なく、妊娠のチャンスが減るわけですから、月1回排卵を起こすように、排卵誘発剤などの不妊治療をしてもいいかもしれません。

60日以上、生理の間隔があいていたら要注意!

注意したいのは、60日以上、生理の間隔が長いこと空いて排卵が起こっていない場合。そうなると、無月経のケースが多いのです。

長期間、生理が来ないと、卵巣の機能が低下し、排卵が起こっていない証拠です。当然、脳の視床下部下垂体からの指令も乱れ、女性ホルモンの分泌も低下します。卵巣機能が低下すると、生理不順というだけでなく、冷える、疲れる、肌が荒れる、精神的に不安定になるなど、体調全般が悪くなり、体のさまざまな機能に悪影響を及ぼします。

60日以上生理が来ないときは、すぐに婦人科を受診しましょう。放置する期間が長引けば長引くほど、治療にも時間がかかります。

無月経は放っておいては治らない!

無月経の多くは、強いストレス、過激な運動、無理なダイエットによって起こりますが、まれに下垂体や甲状腺、卵巣などの病気の可能性もあります。

無月経は、放っておいては治らないようです。婦人科で、ホルモン分泌や卵巣機能を回復させるための治療が必要です。低用量ピルなどのお薬で治療できます。また、下垂体や甲状腺、卵巣などに病気がある場合は治療が必要です。

受診するときは、最終月経はいつで、何日間続いたか、生理痛はあるか、生理の出血量は多いか少なめか、そして基礎体温表をつけていれば持参してください!

また、閉経はまだまだ先なのに、30代や40代前半で、閉経してしまう早発閉経というケースもまれにあります。卵巣が老化し、卵巣機能が低下、若くても閉経と同じ状態になってしまいます。その場合は、女性ホルモンの分泌が減少してしまうので、ホルモンを補充する治療を行います。

無月経を予防するためには、無理なダイエットをしない、アスリートのような激しい運動を継続し過ぎない、ストレスケアを心がける、が大切です。そして、気になったらすぐに婦人科を受診しましょう!

 

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