生理が遅れたとき！いつものこと？！

「あれ？ そういえば生理が遅れている…。」「もしかして、妊娠？」そういう体験をしたことのある女性は多いのではないでしょうか？生理が予定日より遅れたとき、不安になりますよね。そして勝手に「妊娠」「ストレスが多い」「睡眠不足」など、自己判断してしまいますね。

でも生理の遅れの中には病気が隠れていることもあります。

一般的に、生理周期は25日～38日といわれています。でも生理が予定日より遅れると「いつくるんだろう…」と不安にあります・反対に、予定日より早くなると「生活が不規則なせい？」なんて思うこともあります。

生理が一週間以上遅れ、心当たりがあるひとは「もしかして妊娠した？」と思ってしまううもの。そんなときの確認方法をご紹介します。

●妊娠検査薬

妊娠したかどうか調べる方法として、ひとつ目は一般的にも認知されている「妊娠検査薬」。生理が28日周期のひとは、前の生理開始日から4週間後が次回生理開始予定日となります。さらにその1週間後である、前の生理開始日から5週間後に検査可能です。妊娠検査薬は、ドラッグストアやネットでも購入可能です。

●婦人用体温計

女性の体温（基礎体温）は、ホルモンの影響による「高温期（体温が高めに経過する）」「低温期（体温が低めに経過する）」2つに分けられます。これらは通常の体温計では測定できず、婦人用体温計で計る必要があります。

1ヶ月間だけだと、いつもは起こらないイレギュラーのものも含まれてしまうぶん、少なくとも2～3ヶ月は計測しグラフ化し、チェックしていくことをおすすめします。そこで、高温期が長く（2週間以上）続くと妊娠の可能性があると判断できます。

原因その1：過度なダイエット

スレンダーな体型は女性にとって、永遠の憧れ。宋先生によると、平均体型のひとに比べて痩せすぎのひとは、女性ホルモンを分泌するための体脂肪が少なすぎて月経不順のリスクが高まるとされています。

原因その2：ストレス過多

働く女性が多い昨今、ストレスを多く抱えているひとも多いはずです。ストレス過多になることでも、ホルモンバランスが乱れ、それによって月経不順を引き起こすということもあります。

原因その3：病気の疑い

いつも生理不順だから、そんなに心配しなくても大丈夫と安心するのは危険です。
一般的に、生理不順で疑われる病気は「子宮筋腫」や「子宮内膜症」「子宮頸がん」などがあります。「ダイエットをしたから」「仕事が忙しいから」など、生理不順の原因を思いがちですが、もしかしたら別の原因があるかもしれません。

原因その4：早発閉経の可能性

日本人女性の閉経は、45歳～58歳くらいといわれています。。それが30代（またはそれ以前）、40代前半に、月経が停止することを早発閉経といいます。早発閉経は、排卵しなくなり、ホルモンを分泌する力が衰えてしまう状態なので、妊娠などをお考えの方は病院で相談してみましょう！

生理が数日遅れたり、早まったりしても「まあ、そういうこともあるよね」と済ませてしまいがちです。まずは基礎体温をつけて、ちょっとした異常があれば「今回はちょっと忙しかったから」などと思わずに、気づいたときに病院に行ってくださいね。